収穫する
先祖が植えてくれた気を今ようやく役に立てて貰える。
数十年の気候を年輪に刻み自然のリズムを木目に映し出し、建材となれば優しくそして力強く包み込む。循環する資源は、未来を豊かにする為に収穫するのです。製材・加工
山で生活するきこりは
「山には知恵がたくさんあるんだ」と言う。
気を加工して生活する大工は
「大工とはそれを大きく工夫する職人なんだ」と言う。
製材所は木の良いところを引き出し、大工が加工しやすくなるよう木を挽く。暮らす
身近にあり、循環する資源を活用した暮らしへの価値観。
それは、環境と共生するということだと思う。植える
気が遠くなる循環を繰り返す自然の生命力の源へ、感謝の気持ちを届けたい。
数十年後の君たちへ豊かな未来を残すため、ほんの少しだけお手伝い。育てる
山では木を育てるの?それもあるかな。
しかしね、一番大切にしているのは「土」なんだよ。
針葉樹の林には落ち葉が少ないから人間が守って育てるんだ。川がきれいに
豊かな森の土を通り抜けた雨水が谷に集まると、小川へ姿を変えます。
その時、森からプレゼントを預かった雨水が海を綺麗にする物語が始まるのです。海がきれいに
そのプレゼントとは、土の中にあるたくさんの栄養分。
小川は次々と合流を繰り返し、大きな川へと成長していきます。
そして豊かな水は、川の魚や鳥や虫やプランクトンを育んでいるのです。
すると、海藻や貝やゴカイ、プランクトンがその豊かな土から栄養をとることで水を浄化するのです。
綺麗になった水は、小魚を増やし、大きな魚を集め、私達人間を豊かにしてくれているのです。